街の治安維持・景観で活性化にアートを！
福岡市の中でも個性あふれ、古くからの建物が健在する大名の街。建物の側面がいつのまにか、老朽化に伴い落書きなどで落ち着きのない様子になっていました。
壁や街路灯に描かれた落書きを「このまま放置すると治安悪化につながるのではないか」と心配した地域住民の皆様が、毎月第一土曜に落書きを消してまわる活動をはじめ、今年8月から「大名アートアクション実行員会」の力と、福岡のアーティストによる壁画で明るく活性化させる試みが行われました。
世界各地で街がアートに溢れると、治安が良くなっている事例があるように、大名地区も古き良きものを大切に、若い人や観光でも人が賑わう町であって欲しいと願い、弊社も微力ながら協力をさせていただきました。
大名にある物件の壁を提供し、街の活性化に努めました。その作品をご覧ください。
【落書きされた壁】 【アートで飾られた壁】
（吉田佳寿美氏作）
【大名アートアクション】10月21日（土）、22日（日）に開催された壁画アートイベントです。大名地区にはまだ落書きされた壁が残っていますが、アートで飾られた所は、完成から1ヵ月過ぎた今もきれいなままです。
大名アートマップ http://daimyo-art-action.com/artmap/
【豆知識】福岡市大名地区は、江戸時代に黒田官兵衛の嫡男・長政が福岡城を築城し、家老や重臣が住む城下町として栄えたことが始まりです！