現在、就職活動中の大学生向けて、9月2日と10月24日に以下の内容でオープンカンパニーを実施いたしました。
今年度は通常の会社説明会は行わず、当社の価値観を体験できるワークショップ形式を採用しています。
プライベートでの経験や趣味を仕事に活かし、遊び心を持って取り組む「ワークライフインテグレーション」を推奨する当社の考えの下、「就活の段階から楽しんでもらいたい!」という想いを込めた取り組みです。内容は、社内研修やプロジェクトでも活用している演劇や絵画など、アート思考を取り入れた体験型プログラムです。
9月2日(月)対話型鑑賞 13:00~16:00
参加者:大学 3年生4名
対話型鑑賞とは...美術の知識がなくても、一枚の作品をより深く味わえる鑑賞法。作品から視覚的な情報を読み解く思考力や、それを言語化して伝えるためのコミュニケーション能力、また人の意見を聴く力などが培われます。
まずは「当てっこゲーム」形式で、観察力を高めるために事実のみを述べる「説明型鑑賞」。次に、印象のみを述べる「妄想型鑑賞」で、発想力のワークを行いました。その後、1行リレー小説を書く練習をし、最後は、鑑賞した作品をもとにオリジナル小説を書くという創造力を高めるワークで締めくくりました。
(※当てっこゲーム―子どもたちの直観力や集中力を養う保育園などで人気のゲームのひとつ)
10月24日(木)ちょっといきなり本読み 14:00~17:00
参加者:大学 4年生2名、短大2年生1名 ゲスト:役者上条拳斗氏
ワークショップ講師:岩井秀人
作家・演出家・俳優。2003年ハイバイ結成。向田邦子賞、岸田國士戯曲賞受賞。家族、引きこもり、集団と個人、個人の自意識の渦、等々についての描写を続けている。
近年は「いきなり本読み!」などプロデュース企画も積極的に行う一方で、"参加者自身に起きたひっでー話を書き、演劇化する"企画「ワレワレのモロモロ」を全国各地、世代を超えて継続的に開催している。
「ちょっといきなり本読み」とは...読んだことのない演劇の脚本を、その場で読んでみるワークショップです。ストーリーも分からない状態で、想像力を駆使しながら、そのひとは一体どのような人物か考え、その場で起こるドラマを一緒に楽しみます。
ワークショップは、講師の岩井さんが参加者の緊張をほぐしてから「ちょっといきなり本読み」に挑戦。脚本を読み、同じところを配役を変えながら演じ、岩井さんの演出指示でより豊かな表現を引き出していきました。参加者は次第に自分の殻を破って、自由に奇声や大声を使って演技を楽しんでいました。初心者も含め、徐々に400人規模の劇場を目指す一体感が生まれていました。終了後の感想では「何をしにきたのか、よくわからなくなったけど楽しかった」と好評で、「明治産業はスーツを着た大人がぼそぼそとしゃべる場所ではない」ことを理解してもらえたという手ごたえを感じました。
「オープンカンパニー×アートワークショップ」は、テーマや体験内容を変え、興味のある学生が何度でも参加できるよう今後も回を重ねていく予定です。
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