株式会社明治産業のアートで文化的な取り組みについてご紹介する、オンラインジャーナル「おれんじめいじonline」。
今回は当社のバーチャル社員"唯花さん"が、インタビュー形式で明治産業の社内チーム「MAC」を深堀します。
MACとは
今回は「MAC」のことについて伺えればと思います。「MAC」っていったいどんなチームなんですか? 名前もユニークですよね。
Meiji Art Cultureの頭文字をとって「MAC」です。明治産業の社内外への、文化芸術・アートの振興を目指す、社内チームです。メンバーは社員の有志で、月に一度アートを扱う朝礼を開催したり、各種アートワークショップを企画実行しています。
(MACのメンバーたち。年代も業種も様々です)
面白そうですね! 実際にはどんなことをしているのですか?
メインの活動は月に一度の朝礼の実施です。内容決めから準備までMACのチームで行っています。最近は「なぜ私たちはアートをやるのか?」ということをもう一度考えてみよう、と話し合い、「そもそもアートってなんだ?」というところから、西洋美術史を追うことで、「アート」がどのように変化してきたのかみています。堅苦しい授業のようにはしたくないので(実施するのは月曜日の朝ですし!)、毎回、どうしたら楽しくアートに触れられるか、アイデアを出しあいながら、ワークを決めています。
(初回ミーティングで行ったワークショップでは、付箋を使ってブレストしました)
アートを用いて「想像の練習」をする
そもそもなんでこういう活動を始めようと思ったんですか?
もちろん、面白いから!というのもあるのですが笑 当社の事業は、不動産という大切な財産にクリティカルに関わっていくお仕事です。所有者さまをはじめ、関連企業の方々や入居者さまといった多様な方々と日々接しています。そのなかで自分にはない価値観をお持ちの方と出会うことも多いです。もっとも密にやり取りをするのは所有者さまですが、何千万、何億ってする不動産をお持ちの方のお考えって、一般人にはなかなか想像しにくいじゃないですか。
そういう、自分自身とは異なるバックグラウンドやビジョンを持っている方のことを観察したり想像したりすることで寄り添う必要があります。MACでやっていることは「アート」という正解のないものに向き合って、自分なりに想像してみるという練習なのだと思っています。
なるほど。「想像の練習」というのはいいですね。実際にやってみて、いかがでしたか?
先日の朝礼では様々な作品の画像を集めて「アート/デザイン/それ以外」に分類してみてもらうというワークを行いました。グループで共有してもらうと意外とそれぞれの分け方が異なり、納得したり共感したりすることができました。この分類に正解はない(もしくはたくさんある)と思いますが、自分で分けてみることで自分のなかの基準が明確になり、面白く感じて貰えたと思います。
(MAC朝礼の様子。グループワークを中心に行います)
そういう発見があると、活動がさらに面白くなりそうですね! 逆に、大変だなって思うことはありましたか?
作品の画像を探すことは意外と大変です。画像検索で出てきても色味が加工されていたり画質が悪かったり...。正確な画像選びは大変ですが、せっかくならばできるだけいい作品をみてほしいので、継続して取り組みたいです。
(MAC朝礼の様子。月に1回行っています)
ありがとうございます! これからさらにやってみたいことはありますか?
朝礼だけではなく、実際にアーティストを呼んで社内でワークショップを開催したり、社員みんなで美術館を訪れたりしたいですね!地域の皆さんをはじめ、社外の方もカジュアルに参加できるアート企画を行いたいと思います。
学生のみなさんへひとこと
いいですね! 私もぜひ参加したいです! それでは最後に、学生のみなさんにメッセージをお願いします!
アートや文化芸術はただ楽しいだけでなく、思わぬ気付きを生んだり、まったく知らない価値観に触れるきっかけになると思います。何をしたらより社内に、地域に、世界に貢献できるか、答えのない難問ですが、だからこそワクワクしながら一緒に組んでいければと思います! 自分の企画がきっかけでうまれた笑顔をみるのはなにものにも代えがたい喜びですよ!
今回は企画営業のSさんに「MAC」について教えていただきました。
今後も株式会社明治産業のアートで文化的な取り組みをご紹介できればと思います!